500系のぞみ時代(その2)
2008年8月
500系のぞみで、上り東京行きの時、乗ったのぞみ6号です。
広島駅のホームには先頭車に乗降ドアが1つしかないことを案内する看板が
ありました。段階的にN700系に置きかえられ、この時は2往復だけになって
いました。実質日中に乗れる500系のぞみはこの6号と折り返しのぞみ29号
だけです。
下のスペースが開いてますが最盛期には8往復ありました。
のぞみ東京行きのLED表示
紫色のシートにカーテン風の窓スリット、内装も斬新でした。
丸まった車体が他の新幹線とは違うことを強調しています。
東京に到着し下りのぞみ29号として折り返します。500系が入線すると先頭
車には子供たちが集まりカメラで撮影する人も多くいました。
のぞみ運用の撤退までまだ1年以上ありましたが500系が新幹線人気No1と
地位は変わりありませんでした。
先頭が15mとあまりに長いため左端の駅員が立つ位置に300系やN700系に
ある乗車口がなく乗務員の乗降口だけです。500系の編成定員は他より1名
多いだけですが、先頭車は定員が他とは大きく違い、500系がJR西日本の専
用車両であるため定員統一で運用の共通化を図りたいJR東海とは軋轢を生
むことになります。新型のN700系がデビューしたため東海にとって500系は、
無用となり早く東海道から撤退させたがっていました。
写真はほかの日ですが先頭車の位置の案内LEDには、この列車のこの位置
には乗車口はありません。とスクロール表示が案内されていました。
つづく
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