JR貨物広島車両所公開
毎年恒例のJR貨物広島フェスティバルが10月28日に
開催されました。毎年行っておりますが、
前日から雨でしたが、午前中で奇麗に
あがりましたので覗いてみました。
貨物各種機関車の展示、運転室公開、機関車つり上げ実演
鉄道グッズ販売、屋台など多彩でファミリー連れで賑わって
おりました。一眼レフ片手に同業者も勿論賑わっております(笑)
目玉は広島機関区に新製配置されたEF210 301
このEF210形300番台は、山陽本線の難所で22.6‰
が続く上り方面勾配区間である瀬野駅~八本松駅の通称
「セノハチ」と呼ばれる区間を後押しする
機関車である。長大編成の貨物列車が長い坂道を
登るわけですから後押しする機関車がいます。
セノハチは碓氷峠・板谷峠亡き今、最後の補機区間で
もあります。従来のEF67形の後継機として登場したもので、
1号機が9月に川崎重工神戸工場を出場したばかりでピカピカの新車です。
広島の電車が国鉄型のボロしかいない中、貨物の方が
EF210形は岡山機関区に配置されてることもあり
桃太郎と言う名も意味合いでつけられていますが
301はれっきとした広島機関区の所属となります。
急勾配区間を後押しするため滑り止めの砂巻き装置が
付けられています。
長年、峠の後押しを勤めて来たEF67形
後継機の誕生でその処遇が注目されます。
車体色は広島のもみじにちなんで朱色です。
新旧機関車のツーショット
301は青い車体ですが300番台の区別として黄色のライン
が入っています。ブルートレインを牽引しても似合いそうです。
EF210-301の祖父にあたる先々代の電気機関車EF59 21
国鉄時代の旧型機関車です。
下り反対側は警戒色のゼブラ塗装が入っています。
経歴
元EF56 2として昭和12年に完成。新製配置は沼津
昭和44年に改造され、EF59 21として広島に配置
セノハチの後補機を勤め、昭和62年に廃車
以後、広島車両所に静態保存され、年1回のフェスタ
にて一般公開される。
車庫に保管されているので保存状態はとてもいいです。
最初の写真のEF510
側面はRED THUNDER 赤い稲妻?
EF66 1
かつてはブルトレの先頭に立った。
トップナンバーの量産1号機。保存機ですが
動くらしいです。
EF500 901
交直流電気機関車。
インバーターハイテクロコが自慢の
ハイパワー機です。試作段階で色々
問題があり本機のみが製造され
量産されなかった悲運の機関車です。
構内検修庫です。国鉄時代から長らく使われている
年季の入った工場です。
整備中の機関車の巨大なエンジン。
機関車の吊り上げ実演です。
100t近い機関車を前後のクレーンで
ピッタリにチームワークのあったクレーン操作で
前後左右に移動して行きました。
トレインヘッドマークの撮影会です。
機関車にヘッドマークを交互に付け変えながらの
撮影会が行われています。例年は電気機関車ですが
今年はディーゼル機関車でした。DD51です。
同型機が北海道で北斗星やトワイライトの先頭に
立っています。
ズラリと並ぶヘッドマーク
イベント用のレプリカです

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